はぁとでネットワーク【EX12】シミュレーション

主人公・狭山孝介は、何処にも居るようなごく普通の学生。だが両親の仕事柄、転勤が多い為に、小学生の頃から幾度となく引越を余儀なくされ、その為に親友と言えるような友達は多くなかった。引越先でのいくつもの出会いと、その後に待っている辛い別れを繰り返すうちに、孝介は一人で居る事を好むようになる。それが、孝介にとって一番苦しまずにすむ選択だった。両親は忙しくて家にいない事が多い上に友達が少ないという環境の中で孝介をずっと支えてきたのは、「無能ちゃん」と呼ばれる人工人格プログラムだった。そして二年前・・・引越が多くなる前にずっと暮らしていた場所、港の丘町に孝介は再び戻って来た。他の土地での暮らしと同じく一人で居る事を好んでいた孝介。そんな彼に、何かと世話を焼く少女・成田香澄。また、兄と慕ってくる無邪気な従妹の斐川奈美。初めはそんな状況を煙たがっていた孝介だが徐々に打ち解けていき、他の土地よりも長い時間滞在していた事もあって、今ではずっと昔から居たかのように溶け込んでいた。そして3度目の春を間近に控えたその日、春に引っ越さねばならない事を告げられる孝介。風が柔らかくなり始めた季節に、この物語は始まる。はぁとでネットワーク【EX12】シミュレーションはぁとでネットワーク

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